発表された今度のアニメ版ゴジラの設定を読むと、体組織は金属に近い筋繊維の集積体で、なおかつ植物を起源に持つことで2万年生きながらえてきたとの事だが、「金属」「植物」そして「2万年」という言葉から想像すると、なんかものすごく静かで平和な生物に思える。
ゴジラは、昭和も平成も、その多くが ただ静かに眠りたかった、あるいは暮らしたかった、だけなのに、それを邪魔する輩に起こされて暴れる、そんな輩を倒すために戦う、というパターンだった。
つまり、「ゴジラ=静を求める生物」なのだ。(持論)
そこで今度のアニメ版に、この「ゴジラ=静を求める生物」をあてはめて考えると、人は2万年前、ゴジラに地球を追い払われるほどの悪さをしたんじゃないの?
そして人がいなくなった2万年のうちに、ゴジラはより静を追求し、アニメ版のような姿形になったんだと思う。(デザイン的に嫌いだけど)
そう考えると、ゴジラを頂点とする現地球生命体にしてみれば、地球奪還を考える元地球人は、安眠を妨げる侵略宇宙人ということになる。
なんか悲しいねぇ…
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